【4/10実施】「第四回 能における節供と花々」今年のメイン演目は『春日龍神』です。

加賀百万石の文化薫る金沢。井戸理恵子は、その金沢の宝生流能楽師 松田若子さんが主宰する「沢鏡会(たくきょうかい)」の主旨に賛同し、立上げ期より活動をサポートしております。
沢鏡会では設立以来、「女性能楽師による能楽公演事業」として年に一度、石川県立能楽堂にて能公演を実施しています。公演会のテーマは「能における節供と花々」。日本の節供の季節に合わせて、時々の節供と深く結びついた演目を取り上げ、井戸理恵子が演目とその背景にある文化を解題し、松田若子さん他女流能楽師の方々が実際に演目を舞う。と、そんな趣向の能公演です。
4年目の今年のメイン演目は「春日龍神」に決まりました。
演目を決める会議の中で、まるで天からの言伝(ことづて)を受け取ったかのように、必然であるかのように「春日龍神」に決まりました。まさに、今の世相の中で大変意味のある演目であると思います。春の季節に、疫病平癒を祈願して。神仏の御加護がありますように。
沢鏡会のfacebookで事前の解説動画が見られるようです。もしよろしければご視聴頂けましたら幸いです。

5分で背景を読み解く 能「春日龍神」 https://fb.watch/3QiDOAvxi_/