会社概要

社名の由来

 

『ゆき』とは『悠紀』、『東』であり『未来』。
『すき』とは『主基』、『西』であり『過去』。

それは、東・西に 過去・未来に つながるくに。

『ゆきすきのくに』は先人達が守り伝えて来た、日本の原風景としてのふるさと(経る里=時間を費やしてきた価値の残る里)であり、人々の暮らしの中に遺る価値そのもの、言い換えれば『伝統』である。悠久の時の中で先人たちにセレクトされてきたモノ、コトにこそ、この国の主軸であり、未来をかたどるアイデンティティがある。※ ゆきすきのくにとは民俗情報工学家としての井戸理恵子の造語です。

ミッション

 

先人が守り伝えた知恵を、未来を生き抜くチカラに。

ゆきすきのくには、「先人の知恵」としてこの国に古来からつたわる伝統文化の意味を読み解き、未来を生き抜く術として新たに伝承・提案することをミッションとしています。

学生時代に民俗学を修めた代表の井戸理恵子が、四半世紀にわたって日本の津津浦々の土地・祭り・神社仏閣を訪れ、数々の職人や科学者の方々と仕事をする中で独自に編み出された「民俗情報工学」の知見をベースとして、「先人の知恵」を未来を生き抜く術として活かす、古くて新しいライフスタイルを提案することを目的として、文化の継承と地域活性化を支援し、講演、セミナー、イベントの企画運営、医食同源を取り入れたオーガニック・カフェ、「伝統の日常づかい」をテーマにした伝統素材や技術を活用した商品企画プロデュースを行っています。

事業内容

イベント・セミナーの企画実施

「先人の知恵」を活かしたライフスタイルを皆さんが楽しく気軽に実践頂けるようになるための、講演・セミナー・料理教室・イベント・ツアーを企画・運営しています。

伝統商品の企画・製造販売

伝統工芸に残る優れた技術や伝統素材の科学的優位性を活かし、単なる「観賞用」ではない、普段の生活をより美しく豊かに、そして便利にする「伝統の日常づかい」商品を企画・販売しています。

 

オーガニックカフェ運営

日本各地の伝統料理や「陰陽五行」「医食同源」の考え方を取り入れた創作家庭料理を、自然栽培を中心としたこだわりの食材で提供する「オーガニック・カフェ ゆきすきのくに」を運営しています。

プランニングとコンサルティング

「民俗情報工学」の知見をベースとした地方自治体の再生事業支援や、個別企業さまへの提案・コンサルティング、メディア出演等も行っております。

主なプロジェクト

アエノコト 〜節供の饗応・響宴〜

日本の伝統を【五感】すべてで味わっていただく、節供の饗応・響宴。

※“アエノコト節供の饗応”は平成28年8月4日の60回目を持って終了致しました。今後は形を変えたアエノコトの宴を予定しております。開催についてはこのホームページ上でお知らせいたします。

アエノコトとは調理された食べ物としての『アエ』を親しい仲間たちと食す小さな単位の『コト』。単に区切りとしての”節句”ではなく”節供”。それまで過ごしてきた『トキ』や『食べ物』への感謝を込めた祭りとして、年に六回、五節供+冬至に開催しております。

自然から乖離した時代を生きている現代人の為に自然を感じ、自然から多くのことを学んで来た先人の知恵を取り入れた饗応料理【味覚】【臭覚】【視覚】や太陽や月の時間を【聴覚】【触覚】から体内に取り入れてもらうために普段あまり馴染みのない雅楽の演奏を聴いていただいております。

また、節供ごとの室礼にも力を入れ、日本古来の節供の意味を【視覚】【臭覚】的に認識していただき、より生きた自然、季節を味わっていただくが故に季節折々の花々や掛け軸にも力を入れております。尚、雅楽や室礼などはその道の達人に用意できる最高のものをご用意いただいております。

職人出逢い旅(しょくにんであいたび)

―過去20年来の親交のある職人や科学者たちと伝統技術とその技術が培われた風土を訪ねる旅―

  • 訪れた場所
    越前、京都、高岡、姫路、奥出雲、金沢、輪島、比叡山、有田、奈良月ヶ瀬、伊勢、岐阜関、恵那、燕三条、茨城、日光、益子、鹿沼、ほか。
  • 職人
    福井宮大工:直井光男棟梁、伝統左官職人:磯野勇氏、建具:横田利宏氏、経師:牧野輝男氏、牧野友美氏、打刃物:佐治武士氏、越前漆器:小橋敬一氏、高岡宮大工:田中健太郎棟梁、鋳物師:大澤光民氏、鋳物着色:立川善次郎氏、錦帯橋棟梁:海老崎粂次棟梁、越前今立:岩野市平衛氏、輪島漆器:故・角偉三郎氏、角有伊氏、穴太積石工:粟田純司氏、関刀鍛冶:藤原兼房氏、姫路鍛冶師:明珍宗理氏、明珍敬三氏、古代たたら製鉄:木原明氏、新見たたら:藤井勲氏、舟津神社宮司(古文書学):橋本匡弘氏、古民家研究:福井宇洋氏、ほか、参加者多数。

わざのことづて 〜伝統の日常つかい〜

『わざのことづて』は、「モノを通じて伝統を伝える」ことを目的としております。

日本の伝統材料・伝統技術を生み出す環境や風土、なぜその技術がそこに培われてきたかを職人のモノ作りを通して考えます。講演、イベント、セミナー、および、アイテムの企画販売。

日本は伝統技術が幸わえる国です。長く続いた技術には人を生かしめる為に培われた素養が沢山あるもの。意味のないものは続かず、必要とされないものは絶え、しかしながら、普遍性のある確かな技術はまた復活し、人々に恩恵を与えるのです。
多くの職人と職人技術をみて参りました。風土と密接に繋がる伝統技術にはどこか納得させられるものがあります。それは職人の思想や生き方、体躯にも溢れているものです。
美しいモノをみて、そのモノを作った人に会いたいと思う。そのモノを作った人の手をみたいと思う。そうしたことから、多くの職人に会いました。手の中に掌がある。人を感動させるモノづくりをする人の心が手を伝わって、モノに遷り、ものづくりはいつしかわざとなり、伝承されていくのです。工芸ではなく、日常に備わる多くのものを生み出したわざを伝えたいと思うのです。
そこで失われつつある技術や素材についてのお話を紐解きながら、先人達のモノやモノを伝えた人々への思い、また日常的につかわれて来た技術などについて理解を深めていく、セミナーやイベントを開催しております。

身近な日常に日本の「伝統」をつかってみる。
日本の職人の中に培われた「本物」を使う贅沢を味わう。
特別な日の自分へのプレゼント、特別な人へのプレゼント、個人個人の、団体の、時には会社の、アイデンティティ、ルーツを鑑みた日本の伝統技術を使った様々な商品のご提案をさせていただきます。

この国には独自の文化があります。美しく彩られた四季を楽しみ、遊ぶ中で芸術にまで高めれれてきた技術が沢山あります。
特に「用の美」として親しまれて来た生活に溶け込んだ文化は貴族や武家会社だけでなく、庶民にまで浸透し、江戸末期から明治開闢(かいびゃく)の時期にこの國を訪れた外国人を圧巻させたと伝われております。そうした固有の文化、技術に着目し、現代風にアレンジして楽しむ、そんな贅沢な遊びをしてみてはいかがでしょうか。
時間を経たものにしかない価値がそこにあり、その価値に教えられ、育てられるというものもまた一興です。

先人の息づかいが籠る《ジャパン》とも呼ばれる漆。

日本人は古来漆を日常つかいとして使ってまいりました。
漆という素材はアジア圏ではよく使われるものですが、日本人の漆に対するこだわりは多湿な風土故に培われ、その素材を知り尽くすごとに深く、「漆黒の闇」などという言葉に表されるほど、その美しさは古く人々の心を魅了して参りました。また、漆を美術品にまで高めた沈金、蒔絵の技術は世界的にも高く評価されております。

心をあたため、身体を包む。

手ぬぐいほど日本を身近に感じ、気軽に使えるアイテムは少ないのではないでしょうか?
晒しという薄い生地ならではの特徴として、乾きやすいため、清潔を保ちやすい・・・。
季節折々の色が映える模様のバリエーション・・・。
なにより、身体をさまざま汚れ、害を与えるものから守り、持っているだけで安心するもの。
特に災害の多いこの国において、地震や火事の際に口を塞ぐべく、マスクのように使用でき、包帯のように使う。紐や下着のようにも使えるなどさまざまな場面で活躍するものです。
いつしか、手ぬぐいをもっているだけで心が安心するようになってまいりました。

自らのルーツを知る。

家紋の歴史は家々によっては明治以降の戸籍制度の欧米化に伴い、新たに作られるなど、そう古くないものもありますが、貴族や武士社会などを中心に職人や商人の間に古く培われて参りました。
意味合いとしては、その家の成り立ちや生業にまつわるもの、また、その家がどのようにして続いてきたのか、などを知る手がかりとして貴重な資料となることも多いものです。

東北震災慰霊 百味供養の旅

(解説準備中)

天平令和の発願際

(解説準備中)

定番イベント

  • 大人の七五三
  • 神初月の節供(かみそめつきのせっく)
  • しきたりのなぞをとく「カミサマと暮らす」暦講座
  • ゆきすきのくに養生料理教室
  • おとなの般若心経
  • おとなの坐禅/変わり坐禅
  • 小川の読書会@ゆきすきカフェ
  • 聖茶巡礼〜お茶の源流を探訪する中国茶会

会社概要

  • 会社名  ゆきすきのくに合同会社
  • 設立年月 2014年12月
  • 代表社員 井戸理恵子
  • 資本金  100万円
  • 所在地  東京都武蔵野市御殿山1丁目