井戸 理恵子『日本の深層を知る』<特別回>
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令和5年春。

日本人として
日本人の感性で考え、
日本人の感覚で未来をつくる。

その素地を作るための年間講座を始めます。

日本とはなにか、日本人とはどういった民族か?
それを知る為には日本の民俗を深堀する必要性があります。

多くの方々は民俗学における様々な伝承を耳にするごとに
「それはいつ頃ですか?何時代ですか?」と聞いて来られます。
・・・しかし、いわゆる義務教育、西洋的な認識では
日本的なものの本質を学ぶことは不可能なのかもしれません。

歴史学や文献学と異なり、
民俗学では時代区分は基本的になく
「昔は昔、今は今」なのです。

民俗学の考え方では、
「日本」の深層を知る為には
古くから伝承されてきた日々の生活の中にあった祭、
様々な伝統儀礼(冠婚葬祭など)、四季折々の風習、
食事、そして、職人技術や仏教、神道などの
信仰を知る必要があります。

それらは学問的にではなく、
日本人として本能的・直感的に「感じ受け入れる」
ことができるようになることが大切
です。

そこで、今回の講座では、わたしが
「民俗学」の領域で経験してきた「この国の深層」を
「日本語」を通じて皆さんに共有することで体感していただき、
古人が感じてきた日本をお伝えできたらと思っております。

民俗学者の折口信夫は「古代」を単なる時代区分ではなく、
日本人が“日本なるもの”に触れた時、
日本人の魂が“そこ”へと瞬間移動するかのような感覚、
すなわち<古(いにしえ)>へと<代わる>感覚、
古い日本人の感性が蘇ってくる感覚を大切に考え、
それを「古代」と捉えました。

日本なるもの、土地、地形、自然現象、日本語、他、
そこに浮遊している様々なモノ、コトから
日本人は古い日本人に還る瞬間があるのです。

それこそが大切で命を育み、伝え、生き抜く力になるのだと。
その瞬間を自発的に生み出す場が祭、
伝統儀礼を中心とした日本の文化に見出されるのです。

その年間講座の募集に先立ち、
講座を通じて皆さんにお伝えしたい
テーマや意義、想いについてお話しした内容を
約1時間に編集した動画を作成しました。

それが今回の『日本の深層を知る』<特別回>、
いわば年間講座のプロローグ編です。

本<特別回>動画で収録したのは、
年間講座でお話ししたい「想定テーマ」のごく一部
として下記にピックアップした内容ですが、
これまでの「暦講座」や「庚申御游」、
あるいは「神谷宗幣さんのCGS講座」や
「武田邦彦先生のともだちTV“深い話”」では
見られなかった、井戸理恵子の別の側面の知見
が見られることと思います。

●民俗学の見方でとらえる“日本”の姿
●日本人と神社の深層
●暦(こよみ)と共に暮らすことの意味
●伊勢神宮の深層
●神社のカミサマの由来と系統
●日本に残るさまざまな古文書の深層
●日本人の信仰の祖型について
●日本人にとっての歌(ウタ)の大切さ
●アメ・アマ・エナ〜日本人の世界観・自然観
●明治の“カミ狩り”が日本人から奪ったもの
●日本語のコトバの持つ力〜お陰様・旅など〜
●貨幣・仲間・懐かしさ…〜日本人にとっての安心と信頼の根拠とは
●《祈り(いのり)》の大切さと力
●真似る〜生きるために動物たちの力を頂く
●先祖を祀ることが基本。その理由について
●“皆で生きる”これからの生き方〜民俗学や仏教からのヒント
●まとめ、2023年スタートの年間講座を通して伝えたいこと・※今回、上記を想定テーマをピックアップしておりますが、年間講座で語られるテーマは、これに留まらずさらに多岐にわたるものとなる予定です。
『日本の深層を知る』<特別回>
ご紹介動画

ご興味を持って頂けた方は、下記よりお申込みください。

井戸理恵子『日本の深層を知る』<特別回>講座
●配信内容:
・本配信用に収録した講義を編集した動画コンテンツ。
・約58分。
・収録テーマは上記の通り。

●視聴形態:
・お申込み頂いた方に別途メールにてお知らせするご視聴用URLより視聴。
・動画コンテンツは、いつでも何度でもご視聴頂けます。※但し別途、下記に定める配信期間内
・本動画の配信期間は2023年12月までを予定しています。

●購入代金:
 2,200円(税込)※クレジット決済